まあばあ、泣かないで。
こんにちは。
ぱみゅ奈です。
昨日はたーじぃと、まあばあのお見舞いに行きました。
いつもたーじぃは、ママとばっかりお見舞いに行くんだよね~。
ママばっかりずるいぞっ。
あたしには、あめちゃんのお世話があるから、あめちゃんが離してくれないから、ということもあるんだけど。
あめちゃんをママに預けることにしたっっ。
あめちゃん、帰りを待っててね。
ママとは自転車でお見舞いに行ってたらしいんだけど、昨日は、雨だったので、電車で行くことに。ラッキ~。
お見舞いの受け付けもあったんだけど、なにやら、直接受け付けしちゃうと、30分の制限がある、ということで、まあばあを呼び出して、待合の椅子でお話するそう。
ほ~
ママって、のんびりぼんやりさんだけど、こうしたちょっとしたルールは意外と細かく守るので、なんか意外な気がした。
そっか~、ママもまあばあとゆっくりお話したいんだなあ。
あたしもお話したいもん。
で、まあばあが病室から降りてきてくれて、あれ、今日は、菜奈ちゃんが来たのねって。うっひっひー。そだよ~。
まあばあのお手手にまとわりついたり、抱きついたりして、まあばあの匂いをた~っぷり味わいました。
午前中はちゃんと病院を歩きまわったそうです。まあばあ、えらいっ。がんばるなあ。
そんなに頑張ってるまあばあのお話を聞いて、ちょっとうるうるしたけど、お姉ちゃんとママと、絶対にまあばあの前では泣かないって約束だったから、まあばあに抱きついて顔を押しつけて誤魔化しました。
たーじぃも、いろんな話してました。
人を羨ましがる気持ち。自分だってそうなるんだから、羨ましくなる必要はないんだっていう考え方。先取りしてるだけなんだって思う気持ち。いろんな気持ちがある。だめだって落ち込む気持ちも当然あるけど、そればっかりにならないように思い出すようにね。そんな話をしてた。
まあばあが辛かったら、み~んなつらい。でも、かといって、無理して明るい気持ちになる必要もないから。泣きたい時は、あたしがそばに居てあげるよ。いつも一緒だよ。
恥ずかしいから、心の中で言った。
もうすぐ七夕なので、病院にも笹が飾られていて、願い事を書く短冊まで用意されてた。
まあばあは、その願い事をいくつか読んだら、涙が出てくるから読まないようにするって行って、涙ぐんでた。
まあばあ、泣かないで。
あれ。さっきはいっぱい泣いてもいいって思ったっけ。
こういうのが大好きなたーじぃが珍しく短冊に何も書こうとしなかったので、
代わりにわたしがお願いを書くことにした。
みんな、
なおる。
でっかく、それだけ書いたよ。
ずっとお話してるのもまあばあが疲れちゃうので、これぐらいで帰ることにしました。
エレベーターまで見送って、もう力いっぱい手を振った。
たーじぃは、なんか、少し横にずれて手を振ってた。
あっ。
エレベーターに乗ってるほかの人には見られないように角度付けて手を振ってる。
意外とシャイだな。
帰ってママに報告しよっっ。
元気でがんばろうとしてるまあばあ。
だ~いすきっ。